本日24日放送のTV番組 『 ミライ☆モンスター 』、
2月27日放送予定の 『 ホンマでっか!?TV 』。
どちらも記憶力をテーマに特集されます(「場所法」についても)!
前者は、今年の記憶力日本選手権という大会で総合チャンピオンに輝いた池田義博さん。
後者は、同大会で準優勝だった平田直也さんが出演されます。
お二人とも、いわゆる記憶競技で非凡な成績を収める方々。
池田さんに至っては、記憶力グランドマスターという称号も得ておられる凄い方です。
記憶力競技で好成績を収めるには、それに特化した それこそ血の滲むような努力・トレーニングを積む必要があります。
以前、記憶力競技(メモリースポーツ、マインドスポーツ)で圧倒的な分量を覚える人たちに興味を持ち、実際に渡英した事があります。
記憶力選手権大会の上位ランカー(「数字記憶(スピードナンバー)」「単語記憶」「人の顔と名前記憶」「トランプ記憶(スピードカード)」「イメージ画像」等の各競技種目で高スコアを叩き出す人達)は、漫画に出てくる様な素の天才なのか、努力の天才なのか。
選手に実際に聞くだけでなく、競技中の覚える動作を観れば大体の事は判るはず。
書籍やネット情報だけでは分からない、真実が見えるのではないか と。
そして、イギリスはロンドンで行われた世界記憶力選手権(記憶力世界選手権とも)の参加者の方に実際に尋ね、間近で観る事で疑問を解決する事ができました。
結論から言うと、先天的な記憶の天才もいましたが、殆どの方が後天的に修行とも言える厳しいトレーニングを日常的に積まれているという事でした。
しかし、その情熱たるや並々ならず。競技やスコアUPに掛ける熱意は非常に純粋で高潔でありました。
世界記憶力グランドマスターの中国人、ドイツ人、スウェーデン人、勿論日本人参加者も、
皆 例外なく人格的にも素晴らしい方ばかりでした。
記憶力世界一(世界チャンピオン)の方とも話しましたが、大変爽やかで感じの良い方でした(しかもイケメン!)。^^
記憶力競技に特化したトレーニングを積むと、それこそトランプ52枚を1分以内で覚える事も可能です。また、PAOという手法(記憶術の一種)を使えば、5分間で300桁以上の数字を覚える事も出来る様になります。
外国人選手からその手法を学び、実際に練習で出来る様になりましたが、日常生活の中で、その圧倒的なトレーニングを継続して行う事に意義を見出せず(学生時代であればその時間を捻出できたかも知れませんが)、僕は記憶競技に進む事はありませんでした。
数字を短時間で覚える能力は素晴らしい事であり、応用も利きますが、5分間で300桁覚える必要性は殆どの人には無いでしょうから。
ただ、人間の可能性の素晴らしさを、目に見える形にする記憶競技の存在は、美しいと思います。
老若男女問わず、記憶力を上げる事ができる証明にもなりますし。
近い将来、日本人からアジアを超えて記憶力世界王者に輝く選手が出るでしょう。
日本ナンバーワンから世界ナンバーワンへ。
記憶力日本一・世界一を目指し、挑戦し、表現する、全ての選手の方々をココロから応援します!!
以上である。 by シン