ゴールキーパー。 ゴールを守る者。ゴールを守り抜く者…。
サッカーW杯を見ていて思った。
ゴールを決めた選手が、チームメイトに もみくちゃにされながら大喜びする姿。
駆け寄せたみんなと大喜びする姿。
そして・・・遠く離れた自陣ゴール付近で “ ただ一人 ”、
ガッツポーズをとり雄叫びを上げるゴールキーパー。
悲哀を感じるとともに、偉大にも感じた。
なんという尊厳だろう。
孤高のゴールキーパー。偉大なるポジション。
子供の頃、“ 遊ぶ ” といえば 『 サッカー 』 の事だった。
勿論、キャプテン翼の影響である事は言うまでもない。
暇があったらサッカーしてた。
その中でも、もっとも憧れたポジションはゴールキーパー。
勿論、スーパーグレートゴールキーパー(SGGK)若林源三の影響である事は言うまでもない。
なぜか半ズボンがプロパーだった小学生時代にありながら、俺は長ズボンを履いていた。
『 長ズボン 』『 アディダスのキャップ 』『 革グローブ 』を身につけ、
「 こい!」 とか言ってカッコ良く?構えてた。
懐かしい。
ドイツの鉄壁 「 鋼鉄の巨人 」 ことデューター・ミューラー、ヨーロッパの守護神 「 パーフェクトキーパー 」 ことジノ・ヘルナンデス、「 空手キーパー 」 の異名を持つ若島津健。
“ 最後の砦 ” としてゴールを守り、どこか孤独を感じさせるその背中に “ 大人 ” を感じたものだ。
彼らがいるからこそ、安心して攻めて行ける。
ゴールキーパー、崇高なり。
P.S. ちなみに、キャプテン翼で もっとも好きなキャラクターは、
「 アルゼンチンの至宝 」 こと天才MFのファン・ディアスだ。世界屈指の天才ドリブラー。
10番の中の10番。天才中の天才。絵に描いた様な天才肌。自らを 「 天才 」 と呼ぶ。
若干クセが強いが、努力を怠らない姿には学ぶべきものもある。
天才ゆえの?哀愁が漂う、愛すべきキャラクター。
以上である。 by シン